元祖温泉フェス♨『音泉温楽』~熱海温泉金城館・令ZERO~に行ってきました。part1
こんにちは。パフェよりだんぜんプリンアラモード派のKAZMAです!
今日は、6月8日㈯に開催された温泉フェスの元祖『音泉温楽』初!の熱海バージョン『熱海温泉金城館・令ZERO』のレポートを書いていきたいと思います。
小学四年生のワタシが見た熱海金城館の一夜・・・それは音楽&温泉大好きの大人たちが深夜に渦を巻くという、ナゾな一体感でしめくくられたサイコーの時間でした。
この『音泉温楽』というありあまる富を、大人だけに独占させるのはもったいない!子供だって参加したい!・・・だけど夜は眠い・・・眠い目をこすりながら脳にやきつけた『音泉温楽・熱海温泉金城館・令ゼロ』レポート。どうぞお楽しみください。
そもそも『音泉温楽』って何?
『音泉温楽』は2009年に信州長野・渋温泉からスタートした、温泉旅館の宴会場をステージにした形の音楽フェスです。昨年の12月の開催で記念すべき10周年を迎えました。過去には高野寛さん、中村一義さん、カジヒデキさん、Suger's Campaignさん、水曜日のカンパネラさんetc...10年間でたくさんのアーティストさんが出演しています。
以下、音泉温楽の公式HPより
2009年11月「温泉復古の大号令」を掲げ、日本の温泉文化をアップデートしていくべくこの渋温泉で産声を上げたDIY冬フェス『音泉温楽』。僕達は本物の温泉地にこだわり続け、趣きのある旅館の宴会場をライブステージに見立て、新しい温泉の遊び方を提唱し続けて参りました。
・・・(中略)・・・
僕達は、日本ならではの冬フェスとして、決してラグジュアリーな空間を目指してはいません、仲間や恋人、子供たちと一緒に、ここで過ごす時間が最良であって欲しい、そう願っています。本物の時間と空間は「辺境」にあり、ぜひ一度体験してみて下さい、あなたならきっとその価値を分かってくれるはず。僕達はブレずにただひたすらにこれからもずっと日本の温泉の良さを世界に伝えていきます。300名様限定、お早めにどうぞ。音泉温楽 プロデューサー 鶴田宏和(音泉温楽2017公式HPより)
今回は渋温泉から熱海に舞台を移し、夏フェス(梅雨フェス?)開催となったわけですが、お天気に左右されず、宴会場&浴衣姿でまったり過ごせる『熱海温泉金城館・令ゼロ』は、この時期にぴったりのフェスではないですか。
カオス熱海。
さて、令・ゼロレポートに戻ります♪
仙台から東北新幹線→東海道線「快速アクティー」と乗り継いではるばるやってきた熱海はどんよりの曇り空。でも予報では雨だったので、よかったよかった。
熱海に来るのは初めてなので、どんなところなのかといろいろ妄想していましたが・・・ワタシの妄想をはるかにうわまわる駅前ナンデモあり感!・・・マックもある!おじさんが路上カラオケ!?してる? 新旧入り乱れた建物と、老若男女が大集合の独特なふんいき。ここは絶対におもしろい街!時間があったらもっとじっくり見られたのに~!また来なきゃ!
いま気がついた・・・。温泉まんじゅうを食べていない・・・ざんねん!
お客さんいっぱいだった。気になるラーメン屋さん。
商店街をほんの少しブラブラしてから熱海駅前のバスターミナルへもどり、金城館行きの巡回バスに乗りました。15分ほどで到着。この時点で14:40
14:30~受付開始
15:00~開演
会場は・・・昭和感あふれるお宿・熱海金城館。
エントランスでさっそく受付。宿泊費を精算し、入場チケット代わりのタオルをもらいます。(チケットは事前購入が必要です。)
↑ 出演者の名前もしっかり入ったタオル(渋温泉のほうでは手ぬぐい)会場入りのときはこれを見せます。
熱海金城館はとても大きなお宿でした。お庭がきれいです。なごむ~。
部屋に荷物を置いて、すぐに会場に向かいます。ワタシの部屋は5階、会場は3階。移動がラクです。今回の令ゼロは、金城館への宿泊とチケットがセットになっていたので、金城館に泊まらないと音泉温楽には入場できないシステムになっています。
つまり、会場で音泉温楽を楽しむ→ 夕飯食べる(みんな一緒)→ 温泉に入る→ 会場で音泉温楽・夜の部楽しむ→ 一緒の宿で寝る→ また大浴場で会ったりする→ 朝食会場でまたまた会ったりする・・・。一体感がハンパないイベントです。だから面白い!実際に今日初めて会ったのに、お友達になって一緒に温泉に入ったり、いろんな交流をしている人がいました。いいなぁ~ワタシもこどもと交流したい~。
安定のお座敷開催で、ゆったりと。
入口の宴会感!ワクワク
中にはいるとさっそくマイケルJフォクスさんが!
シャツにほどこされたJのもようがシブい、マイケルJフォクスさん。
今回の出演アーティストさんは↓こちら(出演順です)
- マイケルJフォクスさん
- サワサキヨシヒロさん
- 脇田もなり さん
- ONIGAWARA さん
~ここで2時間の食事休憩~(17:00から19:00まで)
- DORIAN さん
- 一十三十一 さん(clubset)Dorian+Kashif
- 鶴岡龍 さん
- TOWA TEI さん
- tofubeats さん
- DE DE MOUSEさん
- ゆけむりDJs さん
ワタシのお目あてのDE DE MOUSEさんまで、しっかり起きていなければ!
我が家のルールでは、おおみそかと音泉温楽の日だけは夜中まで起きていてもおとがめ無しということになっています。まんがいち、寝てしまっても大丈夫。宴会場の座布団の上で休むか、部屋にもどっていったん休憩もできます。そうすればみごと復活!!
音泉温楽はワタシにとって祭です。祭で太鼓をたたく大人たちの姿を見ながら、「いつかは自分も!」と胸をわくわくさせるのでした。
会場を見まわしたら、ワタシより小さな子供の姿も。みんな踊ったり、寝転がったり楽しそう! 家族で楽しめるのも音泉温楽のみりょくの一つです。部屋にすぐ戻れるのも安心だしね。もしお子さんがぐずったら、ワタシがめんどうみてあげます!一緒に踊ろう☆ミ
サワサキヨシヒロさんだ!
以前図書館で読んだ小説の中に「徳の高いお坊さん」というのが出てきました。
言葉の意味はまったくわからなかったけど、なぜかワタシの中の「徳の高いお坊さん」のイメージは、親らんでも法然でも弘法大師でもなく、サワサキヨシヒロさんです。
初めてサワサキさんの音楽を聴いたのは7歳の時でした。あれから二年・・・「徳の高いお坊さん」から、今は「ご先祖様」とこころの中で呼んでいます。
地下深くから湧き上がる熱い湯のエネルギーと、自然のダイナミクスを感じさせる音が脳内をチルアウト。やっぱりご先祖様はスゴイ!いつか一緒に温泉トークしてみたいです。
今回はソロで出演されたサワサキさんですが、サワサキヨシヒロ&NGEOで西田彩ゾンビさんが出演されると「ご先祖様」と「菩薩」の共演というかんじで神々しさが増します。
もなりさんとONIGAWARAさんで会場の温度が上がる
さて、 脇田もなりさんの出番になると、会場の男性がそわそわしはじめました。
かわいいし、歌うまいし!そりゃあ上がるぜ!
音泉温楽は「ごめんなさい」「ありがとう」が言える善玉パリピが多いので、子供にも最新の注意を払ってくれますが・・・さすがにわたしは遠くからもなりさんをcheck!
さぁ大人よ、思う存分踊ってくれ。NachuさんのDJも入り、我を忘れて盛り上がる大人たち。その全身から溢れ出る幸せオーラ。「生きていてよかった・・・」というつぶやきが聞こえる(ような)オールハッピーな空間。
続けて、ONIGAWARAさん
ビールケースの上で、J-popがさく裂。トークも面白くて盛り上がりました!HOTEI MODELがうなる。
気が付けば、周りではゴロゴロと横になりながら観る人も。踊り疲れ&酔っぱらって爆睡している大人もいます。かと思えば、終始ガンガン踊り続ける体力のある人もいるし・・・アーティストさんも会場のさまざまな様子には一切おかまいなしで盛り上がってる様子。
この、すべてがゆるされてここに存在している感じ。これこそが音泉温楽のみりょくです。
さて、ここからどんどん盛り上がっていく会場内。まだ6時間以上続く宴に、ワタシの体力はもつのか・・・。パート2もおたのしみに!
KAZMA&emmy Co-author.